死ぬほど体中が疲れていて、頭痛が治まらずもうどうしようもなかったから、初回割引50%オフ券を使ってスパに行ってきました。フロートバスでリラックスしたあと、体全体をオイルマッサージしてもらえるコース。私の体には何か鉄の棒が食い込まれたみたいに硬い芯があって、これがひどく痛くて辛い。
マッサージしてもらってる間はなんだか嫌なこととか緊張とか全部忘れて、ふわーとリラックスしました。生まれて初めて紙ブラジャーをしたよ。へんなのー。


「待てない女」だと、私の最も愛する宮古島にあるバーのバーテンダーがまだ23歳の私に言ったのだけど、そのときから比べると、私はかなり「待てる女」になったと思う。だけど、根がせっかち。待てないものは待てない。私は「最後通告」のようなものを日曜日の夜恋人にだした。「最後通告」にいたるまでに「軽い通告」を私は3回くらいだしており、最初に軽くだしたのは2月の末くらいだったと記憶している。「最後通告」を出した後、私は今週金曜日までは待とう、と思った。だけど、どうせ金曜日まで待っても何も変わらないだろう、と思いながらまつ一日はひどく長い。それに辛い。なんとか月曜日を終えて火曜日の朝、頭痛は治まらず、肩凝りと全身の疲労がひどい。混み合った通勤電車に向かいあって乗って、こんな朝をあと3回、と思うとうんざりする。どうせ、おしまいなのに?
うつむいたら涙がこぼれ落ちて恋人の手に弾けて、恋人は軽く驚くけど、だからと言って、彼にはどうしようもない。無言で、つり革を握っている。反対の手で私の背中に軽く手を当てる。
こんなに優しい人なのにね。

私の降りる駅がきて、私は何も言わず降りる。駅のホームにある鏡を見るとものすごい顔になっている。だけど、朝の渋谷駅で歩きながら泣いている女のことなんて誰も気に留めない。

歩きながら、メールを入れる。

「もう、つかれたよ。金曜日までは待とうと思っていたのだけど、たぶん何も変わらないと思うと、すごく辛いんだよ。あなたには、私の声が届いている?」

返事はない。
だから10分後、再びメールを入れる。「8月、実家にはきてもらう必要はありません」。

彼には、たった36時間の急展開で、驚いたことだろう。
だけど私はもう限界だったんだよ。
何回も、親切に言ってあげたのにな。

さて、新しいおうちを探さねばなりません。あーあ。