久しぶりの更新

すごーくごぶさたしております。
お元気ですか?

更新しよう、更新しようと思っている間に半年以上たってしまいました。
半年の間にいろいろあり、私はまたまた別の会社に転職し、というか新しく立ち上げになった会社の(ベンチャーやな)スターティングメンバーとして4月から、副編集長とプレスマネージャーという相反するポストを掛け持ちして働いており、一方個人的にはプロダクションを立ち上げ、さらに小さな輸入業に着手するなど貧乏暇無しの生活を送っております。あー忙しい。

プレスマネージャーというのは、あるアパレルブランドのプレスの仕事で、今まで未知の世界だったので、すごく刺激的です。
ダンサーとか、舞台衣装デザイナーとか、陶芸家とか、眼鏡職人とか、アーティストに会える機会が多くて楽しい。変な人にはたいがい慣れていたと思っていたけど、ここはほーんと変な人ばかりで驚きます。
例えば、こういう世界でかなり重要なのは第六感のようなもの。ひらめきやシンクロが、まるで魔法のように、奇跡のように目の前で繰り広げられるのです。
ほんと、何かを生み出すという作業はとてつもなく体力と精神力のいる仕事ですね。たどり着いた深淵は光と闇の混じり合う世界で、それがこの世界のものとは思えないほど美しいものとして現れたり、ときに非常に残酷な形として現れたりします。
と、言葉で書いてしまうと陳腐だが(まだまだ私の文章力は拙い)、私自身は第六感とか霊感とか全くない女なんで、そんな怖い体験とかできなくてよかったー。

先週は、仕事でスリランカに行ってきました。実は18歳の頃、一人でスリランカにふらりと旅したことがあり、今回は実に10年ぶりの訪問。ひとつの国に、間をおいて訪れるのはいいものです。国の流れを感じることができる。スリランカもいろいろと変わっていました。もちろん南の方では、2004年末の津波の被害があり、コロンボではテロの拡大による警官の検問が厳しく、そういう変化もあるのだけど、私が感じたのは、一般的な人々が外国人に慣れた、ということです。以前は私がひとりで街を歩くと、珍しいせいか10人くらいいつも後を付いてきていたものだけど、今はどんな田舎に行っても全くそんな気配はない。
未だにテレビの普及率は30%程度というけれど、やはり情報が入ってくるようになったのでしょう。しかし、未だに黒魔術などもやっているところもあり、占星術に至ってはほぼすべての人が自分のホロスコープを持っておりそれに基づき行動しているということ。興味深い国です。
今回のお仕事では、スリランカの魅力的なホテルを訪れました。「チャーミング」というのがぴったりなホテルが多くて、こんなところによくこんな素敵なホテルがあるな、というほどレベルが高いです。写真はダンブッラにあるバワの最高傑作と言われるカンダラマ・ホテルにて。バワの机から草原をのぞむしゃる。
スリランカは小さいけれど非常に変化に富んだ島で、見所は尽きません。皆さんにぜひ行っていただきたい。帝国主義的な発言だが、物価が安いのもこのユーロ高の昨今、ありがたいし(先月パリに行ってきたけど、ちょっとお昼ご飯食べるだけで3000円くらいするんだよ!)。

と、いうわけでぼちぼち更新すると思います。さあ、仕事仕事。