Chartreuse2006-11-07

本日は、フォーシーズンズホテル椿山荘にて、メインダイニング『イル・テアトロ』の新エグゼクティブ・シェフ就任お披露目ランチ会。

『イル・テアトロ』はむかーしむかし、ランボルギーニに乗った男が連れてきてくれてから一度も自腹では食べられないが、常に気になっているレストランです。

新しいシェフは、まだ20代のうら若きシェフ。南部バーリ出身で、魚料理を得意とするレオナルド・ディ・クレメンテ氏です。

若いけれど、その実力は語るに及ばず(めんどくさいから省くけど、すごい人なんです)。
本日のメニュー

『鮪のタルタル ミルフィーユ仕立て ボッタルガとシチリアシトラスドレッシング』

『オマール海老とポルチーニ茸のオレキエッテパスタ』

『シェフ レオナルドのオリジナル 魚介のシチュー“チャンボット”』。
(本日トップの写真)

特にチャンボットは、シェフのオリジナリティー溢れる一品。もともと「ごった煮」を意味するチャンボットだけど、クレメンテシェフは、魚介や野菜を盛りつけた皿に、新鮮なフレッシュハーブの香りをつけたスープを客の目の前で注ぐというパフォーマンスを考案。一瞬さわやかなハーブの香りが食卓を満たすけど、絞りたてのハーブは後にくどさを残さず、魚介の風味を存分に楽しめる見事な一皿です。


その後、
『小鳩胸肉のオーブン焼き アスパラガスと栗のソテー ヴィンコットソース』

『ティラミス チョコレートソースとコーヒーアイスクリーム』

『ホームメイドイタリアン小菓子』

と続き、とっても満足。
不思議なことに、お腹いっぱいにはなるけれど胃に負担をかけない絶妙に計算され尽くされたメニューでした。

そして、ここのサービス係の教育の行き届いたこと。何を聞いてもすらすらと感じよく答える様子はさすが。

若きシェフ、がんばって欲しいです。
そして、お昼に良い目をすると、残業をする羽目になります。
休憩終わり。仕事仕事。