私の母は夏になると毎年一着、浴衣を買って送ってくれるので私は浴衣持ち。お母さん、普通の服を買っておくれよ。浴衣、何着もいらないよー。でもありがとう。やっぱりうれしいよ。だけど今年は浴衣を買ってくれないらしい。理由は、嫁入りのときに喪服を仕立てたりとかしなくちゃいけなくて、いろいろ物いりだそうだからだ。喪服?仕立て?それもいらねー。自分で着れないもん。いざっていうときに、全く役に立たないじゃん。


それにしても私の母が私たちの結婚に賛成なのか反対なのか、判断が付きかねるのが困ったところです。たぶん彼女の心の中でも思いっきり葛藤があるんだろう。私の中に葛藤があるように。私自身、日によって結婚したくなくなったりすごくしたくなったりする。まあそれにはいちいちいろいろな理由があるんだけど、書いても書いても今まで言ってることとそんなに変わらなくてぐるぐる廻るだけだから割愛。
それにしてもすごいなあと思うのは私の恋人で、私はやれごはん食べにいこうだとか、やれ旅行いこうだとか、やれ夕ご飯にはスペアリブが食べたいから焼けだとか、やれもっとかまえとか毎日ぎゃあぎゃあ五月蠅いわけですが、それに対してかなりがんばって応えてくれます。土曜日は子供の公開授業とか学童のキャンプの打ち合わせとか行って夜は私とのデートにつきあってくれたりする。それで土日のみならず平日も結構いちゃついているし、以前つきあっていた同い年の男で、だすと疲れるとかほざいていた男より何千倍も元気。私自身は15年後、そんなに元気じゃないと思う。とても15歳下の子とつきあったりする体力はないと思う。すごいなあ。すごいなあ。
統計をとってみると、「なにもしゃるちゃんが15歳上のおじさんでしかも子持ちで別に裕福でもない男とつきあわなくても」という意見は、私の同年代の女の子の友達以外には共通した意見で、裏返せば私と同い年の女の子は結構15歳の年の差とかはこだわらない。それどころか年上の男とつきあうブームが私の周りでは吹き荒れていて、10歳以上年上とつきあう(最高は25歳上!)友人は5人。そのうち不倫は一人で、後は健全なおつきあいです。中にはかつて結婚式の前日に逃げ出した男という曲者もいますが、彼も一度飲んでみれば良い奴だった。まあその中でも子持ちとかいうのは私だけで、やっぱり私が最先端ねえっへん。だけどこのところ子供とはほとんど喋らなくて、朝は忙しいし、夜は私が帰るのはたいてい10時過ぎてからだし、こんなんでは自分の子供を産むのもなかなか難しいなーと思う。ねー。難しいよね。でも子供というのはほっといても大きくなっていくものだとちょっと関心しています。日経Kidsとか読んでると子供って薄気味悪い!と思っちゃうけど(というより「子育て」が薄気味悪いんだ)、まあ人間は食べ物さえあれば生きていくんだし、そんなに気負わなくてもいいんじゃないかねえ。それよりも、やっぱり私は妊娠するとお酒が飲めなくなることが、悲しくて悲しくてたまらないのです。