会社の私の隣の席には、同い年の女の子がいて、良い子だと思う。
だけど私はイマイチ絡みづらくて、例えば、昨日向こう側にいるおばさん(45歳くらいかな?)とお喋りしてるのを聴くともなしに聴いていたのだけど、昨日急に仕事が入って夜の彼氏とのデートに行けなくなった、と。それで彼に怒られるかなーとすまなく思いながら夜電話で話したら「そりゃ仕事だからそういうこともあるよ」って言われて、「ああ、私、仕事がはいったからってぶつぶつ言ってちゃだめなんだなって反省しました」と。
え。そんだけ?ふっつー。なんか彼氏がぶちきれてフラれたとかそんな仕事辞めちまえとか言われたとか言えば、なかなかかっこいい彼氏じゃんとか言えるけど、そんな普通の話されてもコメントに超困るから、「へー」としか言えなかったのだけど、向こう側のおばさんは「エライ。すてきな彼氏じゃないー」とコメントをしていた。うまいなあ。キャバ嬢みたいにどんなつまらない話でもキャッチしてコメントを返す能力、見習いたいです。ちなみに私はデートの予定のある日の急な残業には断じて応じません。たとえクビになっても。


ひさしぶりに本を買ったよ。いしいしんじの「雪屋のロッスさん」。あとアイザック・ディネーセンの「アフリカの日々」。いしいしんじは、1ページ毎にぼろぼろ泣いてしまいます。本を読むのはすてきだなあ、と純粋に思える本です。おすすめ。

iPodnanoを買ったのは、ちっちゃかったからというのもあるんですが、値段が安かったからっていうのが一番の理由です。4Gしかはいんないから、入れるものを都度変更しなくてはなりません。結構面倒なんですが、でもいいかもしれないって思った。60Gとかに持ってるもの全部入れっぱなしにしておくと、気がゆるむというか、いつでも聴けるという安心感からか、この音楽が聴きたい!という身体の底から湧き上がるような欲求が希薄になります。でも4Gだとその時々の気分で入れ替えるから、音楽そのものが新鮮になるような気がする。とても清々しい気分で音楽を聴いています。今日は朝、気分も天気もよかったので原宿から表参道まで歩いたのですが、明るい陽射しに道がきらきらして、街路樹もきれいに揺れていて、それはそれは気持ちよくて、思わず遅刻しましたとさ。

雪屋のロッスさん (ダ・ヴィンチブックス)

雪屋のロッスさん (ダ・ヴィンチブックス)


アフリカの日々 (ディネーセン・コレクション 1)

アフリカの日々 (ディネーセン・コレクション 1)