合コン

「渋谷の博多天神で待ち合わせね」というから地図をみたらわかるだろうと思ってたら、地図に書いてない。ラーメン屋ならラーメン屋っていってくれよ。わかんねーよ。

久しぶりの土曜日出社です。昼めしはフレッシュネスバーガー。なんかなー。すさむよな。休日出勤は。

昨日は合コン。合コンなのに、その前に8年来の付き合いの友人と会って、セガフレードのテラスでビールで乾杯してしまう。

梅雨の合間の晴れた夜。適度な湿度で、行き交う人もどこかはしゃいで、こんな夜は私の一番好きな夜です。あまりにも楽しくてそこでビール2杯とカクテルなんか飲んでしまった。真面目にやれよ私たち。合コンの前にほろ酔いで本当にごめんなさい。みなさま。
おそらくつつがなく合コンを終え、気がついたら11時半の渋谷。自動販売機の前で友人とふたり佇んでいると、次々に声をかけられます。
まずは20代後半の男性ふたり。大丈夫？という質問に、大丈夫ですと答えるとさっさと立ち去る好青年（私の顔をみてやめたのかもしれない:-)）。
その次は二十歳そこそこの男の子。「絶対楽しくしてあげるからお金ちょうだい」と言う。あらまあ、すごい自信だこと。世の中そんなに甘くないのよ、と言うと、じゃあジュース買ってお願いって、君、それは安売りしすぎだよ。聴いてる方が哀しくなるよ。自動販売機の前で潰れてる私たちも哀しいけど。
3人目はちょっと強引そうな怖そうな人たちだったので寝たふり。連れの対応にまかせる。そろそろいくかと立ち上がった途端に現れた4人目。いきなり私の足下に鞄を落とし、「あ！！」と。それで、僕たち関西から出張に来てるんだけど、東京案内してくれない？と。夜の11時半から？センター街から？
12時直前、改札の手前。友人と熱い抱擁を交わし別れを惜しむと、いきなり「いえーい！」と外国人数人が抱擁に加わる。嵐のように何人かにもみくちゃにされ、煙のように立ち去る。うわお。すげー。ちょっとそれは楽しい。
て感じの週末の、初夏の、11時半の渋谷。誰もが酔っぱらって、何かを求めて、彷徨って、散乱するゴミさえ輝く街。天を仰いでも、iPodのCMが巨大なスクリーンで踊って世界を歪める。どこかに、帰りたいわ。
家に帰ったとたん倒れて眠って朝6時。シャワーを浴びて、再び眠る。吐き気はないけど、頭痛と後悔。酔っぱらって電話してしまった相手に謝罪の電話をかけるがつながらない。いたたまれない土曜日。ほとんど覚えてない合コンの相手から着信。やりきれない思いを抱えてお仕事中です。