最後の晩餐

昨日のコメント欄でid:kzpacさんから、「明日あなたが死ぬとわかったら、最後の晩餐は誰と、どこで、何を食べたいですか」というテーマのリクエストいただきましたので、書いてみたいと思います。

あ、そうだ。全然関係ないんですが、私は実は食べ物というものに執着がない。興味はあるんだけど、執着はなくて、食べ放題とかビュッフェとか大嫌いです。食べるという行為そのものよりも楽しく食べる状況が好きで、美味しいものを食べてるときは、憎悪や確執も和らぐのじゃないかと。て、今までどんなバイオレントな人間関係を生きてきたのかって感じですが、たぶん幼い頃みた「バベットの晩餐会」が、強く影響しているのではないかと思われます。

で、最後の晩餐、なんですが、死ぬ理由にもよりますが、病気なら「フォアグラとドライイチジクのテリーヌブリオシュ添え」とか、「岩ガキとポルチーニ、マグロのポッタルガのアーリオオーリオ」とか、あんまりがっつりとは食べられないだろうし、死刑とかならがっかりして、たぶんあんまり噛まなきゃいけないものは食べる気にならないと思う。
だから、湯葉が食べたいです。湯葉

で、誰となんですが、そりゃあ好きな人と食べたいです。でも、一人は選べない。家族、親友、かつての恋人、未来の恋人。だけどそれらが一同に会しちゃうと、たぶんものすごく胃の痛い状態になると思う。だから、家族かなって言おうかと思ったけど、両親より早く死ぬのはものすごく親不孝な気がして、たぶん涙に暮れることになるから、いいです。一人で。

で、「どこで」なんですが、実家がいいです。実家のテラス。昨日の写真にも載っけましたが、今の時期はとくにものすごく気持ちいいんです。


だから最後の晩餐は、実家のテラスで一人で湯葉

あ、でもちょっとイベント的要素を加えさせていただけるなら、サントリーモルトウィスキーの78年ヴィンテージ(私が生まれた年のもの)も飲みたいです。それで、今まで楽しかった食事のことをいろいろと思い出しながら過ごすことにします。
・・・相変わらず暗いですね。いや、でも楽しそうだ!